« 2004年8月 | トップページ | 2004年10月 »

月見る月はこの月の月・・・

今夜は中秋の名月。東京は、日中、雲が多くて、期待しないでいようと思っていましが、ちょうど今、南の中天、雲の間に美しい月がかかっています。

  秋風にたなびく雲の絶え間より
     もれいづる月のかげのさやけさ

              右京太夫顕輔 (新古今 巻第四 秋歌上)

まさにこの歌のとおりなのが、今夜の月。
「月に叢雲、花に風」と言われますが、雲一つない夜空にあがる月は、あまりにも風情がないようで、こうして雲がかかっている月、そして、雲の切れ目を待って、また煌々と輝く月を見るほうが、風情があると思うのです。

月の歌は、『万葉集』や『古今集』の秋の部には少ないのです。やはり月を見るのは不吉、月を見ると歳を早くとるという迷信があったからでしょうか。確か、『竹取物語』にも月を見ているかぐや姫に、おじいさんがそういうのではなかったかな。
それが、『新古今和歌集』になると、月の歌がこの巻第四には、ずらりと並んでいます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

はかない運命の子猫

24日の真夜中に、子猫のQ太郎は去っていきました。

このブログに書いたように、15日の晩に多摩川沿いの土手下の植え込みで見つけて、我が家にやってきてから、たった10日の縁でした。
Q太郎という名前も、つけたばかりだったのです。一時は元気に育つかとも思えたのですが。
母親から離れたのがあまりにも早すぎたのでしょう。体重も370gほどしかなく、母親のおっぱい以外の物を食べ、生きていく力がなかったのか、猫用のミルクも作ってやっても飲まず、子猫用の缶詰をやっても、下痢をしてしまっていました。7月に子猫を産んだノワールがミルクをやれるとよかったのですが、子猫のQ太郎を近づけると、逃げていってしまい、うまくいきませんでした。

最後のときは、スプーンでミルクと水を流し込んでやり、ずっと側で身体や手足をなでてやりました。手を伸ばし、キューっと一言鳴いて、そして大きな息をして逝ってしまいました。

小さな子猫のQ太郎は、我が家の窓から見える、多摩川土手、そこは母ネコとはぐれた場所でもあり、その植え込みの中に埋葬しました。朝に晩に、呼びかけてやれます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

花火が怖くて

 わたしの相棒、ゴールデンレトリーバーのフローラは、「花火」が大の苦手。それなのに、何の因果か、彼女は多摩川沿岸に住む我が家の愛犬になったのです。

 秋もいよいよ中盤にさしかかったとはいえ、週末には、若者達が(たぶん・・・)打ち上げ花火を楽しんでいます。今夜も、ちょうど夜の散歩に出たときに、運悪く、ドーーンという花火が上がる音を聞き、そして、なんと夜空に開いた赤いきれいな花火(飼い主にとっては)をまともに見てしまったのです。フローラは、もう気が動転して、尻尾を後ろ足の間に巻き込み、耳は後ろに、そして綱をグイグイ引っ張り逃げ帰ってきました。家に入ってからの逃げ場所は、洗面所です。

 もう、9年にもなるのに、さっぱり花火には慣れません。可哀想やら、おかしいやら。もう一匹のパピヨン爺ちゃん犬も、同居している猫達だって平気なのに。

 ようやく今、避難場所から出てきて、眠そうにしています。もうすぐ、今度は「やい相棒、遅くなったからさあ、もう寝ようよぅ!」が、始まると思います。(寝室のドアを、わざとガリガリやるのです)

sleepy.jpg 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

秋たっぷりの歌舞伎座でした

九月大歌舞伎午前の部を見てきました。

出し物が秋らしいものばかりでした。

最初の『高時』は、十三夜の月の宴の場面で、孝太郎演じる愛妾の衣笠、そして居並ぶ奥女中5名の衣装(たぶん五衣/イツツギヌ)の色が、それはきれいでしたよ。
カラス天狗8名の、トンボなどアクロバットのような踊りも面白く、短い演目でしたが楽しみました。

次の『茶壺』は、狂言歌舞伎もの。
 秋十月は、お茶の世界のお正月である炉開き、そして口切りの季節です。茶の師匠のために、京都の栂尾にその茶を買いに来て、それを茶壺に入れて故郷へ帰る途中での出来事なのです。
 現在は、口切りなどといっても、いつでも好きなときに新鮮なお茶を購入できるので、全く実感がわきませんが、昔はこうして遠くからお茶を買い求めに来て、購入する量も一年分。小分けにし密閉したお茶を、さらに大きな茶壺に詰めて持ち帰ったのですね。将軍家に納めるお茶は、宇治から江戸まで、「お茶道中」という大名行列のような大変な行事だったとか。
夏の終わり、今頃は名残の茶事などを行うのは、そうして一年大切に飲んできたお茶もそろそろ在庫も底をつき、
また新しい今年のお茶が手に入るころという期待もこめて行ったものなのだったのだと、改めて思いました。

 この出し物は、その大切な茶の詰まった茶壺を、帰り道に泥棒にとられそうになる話。踊りの名手、三津五郎と翫雀のひょうきんな踊りを堪能しました。

メインの出し物が『一本刀土俵入り』
 新国劇などで、なんとなくストーリーは知っていましたが、きちんと見たのは初めてでした。
勘九朗の駒形茂兵衛、福助のお蔦、情緒があって面白かったです。勘九朗は、余裕もあり本当にうまいです。
福助のお蔦も気っぷの良い、色気のある酌婦でした。

そして、最後が新作舞踊で『菊香縁羽衣』
 幕が開くと、舞台一面の色さまざまな菊、菊、菊。舞台は天宮。重陽の節句をテーマにしたそれは美しい舞台。
天帝役の芝翫を中心に、その孫3名が、天人、天女で、菊の花から露を集めています。そこへ、次々と四神がお祝いに現れるという趣向です。白虎が娘婿の勘九朗、朱雀がそれは美しい七之助(勘九朗の次男で芝翫の孫)、青龍を長男の福助、玄武を次男の橋之助。
橋之助が一緒に連れて舞台にあがるのが、三男の宣生(のぶお)(今月満3歳ですって)。

つまり、今月の歌舞伎は、芝翫の父である五世、中村福助の七十年祭で、天帝役の芝翫を中心に一家勢揃いの舞台です。途中で口上がありました。
その宣生ちゃんは、今日はお眠のようで、お父様にセリフを促されても「だんまり」。それがまた可愛くて、客席も沸いてました。それでも、最後はちゃんとミエを切っていました。
(福助さん、橋之助さん、両人の奥様達、ロビーで贔屓筋のご挨拶で大変そうでした。お着物もきっと毎日替えるんでしょうねぇ)

本当に、豪華で菊の馥郁たる香りが漂ってきそうで、寿命が伸びるような舞台でした。
歌舞伎を見に行くと、幕間のお弁当は必ず弁松の懐石弁当と決まっていますが、今日は格別においしかったです!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

店員さんお勧めの本

溝の口の文教堂書店に行くと「店員さんお勧めの本」というのが何冊か棚に並んでいました。

 「私は、この本を売りたくて書店員になりました。どこに向かって歩いていけばいいのかわからなくなってしまったという方、是非読んでみてください。はきりとした方向と、無限の力を与えてくれます。感動、感動、感動です」というコメントを見て、購入しました。

 湯本 香樹実(ゆもと かずみ)著『ポプラの秋』という本です。
ポプラの秋新潮文庫

読み終わって、「人生って、いろいろ大変だけれど、ああ、やはり一生懸命生きていかなくては。。。」と、思える本です。

 内容は、父親を突然亡くした7歳の少女と、夫の死を直視できないでいるかのような少女の母親、そんな2人が、世の中から逃げるように引っ越した大きなポプラの木があるアパートの不思議な大家のおばあさん、そして、同じく世の中からちょっとはじかれてしまったようなそのアパートの住人達。
 7歳の子供であっても、大人と同じように、それ以上に悲しんでいるのに、大人と同じように、人を気遣って、自分は我慢している主人公。苦しみや悲しみを自分一人の心の中に閉じこめてしまっていると、だんだんその心の澱がたまっていき、いつかカタルシスが起きてしまうのは、人間誰でも同じです。
 上手にそれをはき出していくことが、生きていく上で大切なこと、そのきっかけが、不思議なおばあさんであり、古い箪笥の引き出し。

 大切なモノを失ない生きる気力をなくしたり、悲観したりしている人たちが、その深い悲しみや苦しみを、ゆっくりと乗り越え、再び、生きることに前向きになっていく物語です。
 
少女の祖母が夫を亡くして落ち込んでいる娘、つまり少女の母親に言った言葉、これがいいのです。

「『ああ、あの時は、まだ若かったのに』なんて後悔しないようにしなさいよ」

そう、人間は、悲しいことがあると、もう全てが終わってしまったような気がして、もう何をするにも遅いような気がするものです。
けして、もういまからでは。。。何をしてもしかたがない、なんてことはないのだと、力づけられました。

この作家のデビュー作品『夏の庭』(The Freiends)も読んでみようと思ってます。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

どういう巡り合わせか

犬の散歩の途中で、また子猫を拾ってしまいました

多摩川に沿った車道を歩いているときに、ミャーミャーと甲高い猫の鳴き声に気づきました。もう暗くてどこで鳴いているのか見えませんでしたので、犬を近くにつないで、声を頼りに探してみると、車道のすぐ横の植え込みに小さな猫がチョコンとお座りしていました。車がすぐ側を通るので、危険な場所です。黙って通り過ぎることはできず、植え込みに入って、子猫を保護し、そのまま犬の散歩を終え、家に連れ帰ってきました。

やせこけてますが、生後5週間くらいでしょうか。。。ミルクを少し飲んで、今はゲージの中で寝ています。

つい2ヶ月ほど前に、我が家では子猫が5匹生まれて、つい先週、そのうち3匹が里親さんに引き取られていったことは、先日このブログに書きました。(あ、もちろん、この子達の避妊、去勢は済ませてあります。今回の出産騒動の張本人の親はこの猫達ではなく、ロシアンブルーとチンチラ猫です)
猫人口の増加は、5匹-3匹=2匹の計算だったはずなのに、また+1匹です。。。もう、どうしましょう。

ここ3年の間に、3度同じように子猫を4匹拾いました。(そして、みんな現在、我が家で大きな顔をして暴れまくっています)
申し添えれば、けして、捨てられた子猫を探して歩いているのではないです。今回と同じように、犬の散歩の途中で、どういうわけか、道の真ん中で拾ってくれといわんばかりにうずくまっていたり、植え込みから目の前にチョコチョコ出てきたり。。。

友人に言わせると、猫もちゃんと、拾ってもらえそうな人の前に、現れるんだとか。。。
確かに、こと、動物に関しては「気が弱く」できていて、知らんぷりして通り過ぎることができないのです。
(でも、いつも飼い犬のフローラと散歩しているときだから、この子が呼び寄せているのかも)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

お取り寄せのトマトジュース

カゴメ『トマトジュース/夏しぼり2004』です。これは、市販されず、通信販売でのみ手に入れられる特別バージョンのトマトジュースです。
冷蔵庫で冷やしたこのトマトジュースに、ちょっと、胡椒をして、レモンをしぼって飲むのが好きです。普通のトマトジュースより、さっぱりしていて飲みやすいような気がします。その上、トマトには身体にいいリコピンなど栄養素がたくさん含まれていますから、飲むたびに、「これで、今日もよーーーし!」って感じです。
これからはトマトスープとか、トマトソースなどの料理の材料として使うのもいいでしょう。でも、なんだか熱を加えたりするのがもったいないような気がするんです。

8月には、同じく限定の桃100%ジュース『桃しぼり2004』というのも取り寄せました。これもまた大当たりでした。絶対来年も注文するつもりです。

先日、スーパーでケチャップの棚で同じカゴメの「芳潤」というのを見つけました。定番のケチャップより、水分気が多く、みずみずしさがあるというか、大人の味というか。オムレツにケチャップというと、「お子様ランチ」風になってしまいますが、これはいいです。
このケチャップで、ナポリタンを作ってみようと思い、昨日のうちに材料を用意し、今日のランチで挑戦しました。ちょっといいロースハム、マッシュルーム、そしてピーマン(本当はパプリカが良かったかな)とタマネギ。おいしかったですよ。今までナポリタンは、どうも甘ったるくなってしまい、お弁当の付け合わせってイメージだったのですが、これからは、ランチや軽食の定番メニューになりそうです。

それにしても、最近、どうしてこんなにトマトがおいしいと感じるのでしょう???

追伸:けして私は「カゴメ」の関係者ではありません。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

なつかしの揚げパン

仕事の帰り神田川にかかる田島橋の上に、ミニバンの移動パン屋が出ていました。売っていたのは、「揚げパン」。
楽しい給食~♪ナントカって音楽もかかってました。

そう、小学校時代、給食で揚げパンが出される日が楽しみでした。「揚げパン」が給食メニューの日は、学校全体の欠席率が低くなると、言われていたほどの人気メニューでした。
当時の給食では、普段の日は、メインのおかずに必ず大きな食パン二切れが付き、それに、マーガリンをつけて食べるのですが、とても2枚は食べられず、中の白いところだけをくりぬいて食べて(お行儀が悪い食べ方ですねぇ)、周りの耳は残していました。・・・・残したパンは、必ず持参した「フキン」に包んで持って帰らなければならなかったような記憶があるのですが。それから、私の給食時代は、「ご飯」は出されることはありませんでした。ミルクはもちろん、悪名高き「脱脂粉乳」(これにはいろいろ想い出があります)

で、揚げパンの日は、必ずホワイトシチューだったような記憶があります。毎回、揚げパンのときは、完食でしたねぇ。
おいしいので、たまには3分の1でも残して持って帰り、母に食べさせてやろうと思っていながら(まあ、なんと親孝行な!)、でも、実際は一度も残して持ち帰ったことありませんでした。

最近は、町のパン屋でも、きなこ味、胡麻味など「変わり揚げパン」も見かけますが、やはり一番は、さとうをまぶした
単純な揚げパン。たまに買って食べてみますが、どういうわけか、給食の揚げパンのようなおいしい揚げパンには出会ったことがありません。

そうそう、給食のメニューで思い出しました。月に一度は、必ず「鯨肉」が出ましたね。あまり子供には好まれる味ではなかったと思います。煮付けだったのでしょうか。(だから、今でも鯨肉を食べたいとは思いません)

揚げパンの香りに、いろいろなことを思い出しました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『父と暮らせば』を見て

 岩波ホールで公開中の映画『父と暮らせば』を見てきました。原作は井上ひさし、監督は黒木和雄で、広島の原爆をテーマにしたものです。
 宮沢りえ演じる娘と父の幽霊(原田芳雄)との広島弁でのやりとりの中で、娘が原爆で生き残ったこと、自分が幸せになることへの罪悪感を抱いていることがわかってきます。原爆の悲惨さをそのまま描いているのではないし、父と娘の広島弁のやりとりが笑いを誘うのですが、それでもずっしり考えさせられます。

 それにしても宮沢りえは、ほんとうに清潔できれいでした。いい女優になったと思います。それに、浅野忠信、この人を初めてこの映画で認識しました。宮沢りえ演じる娘に好意を抱いている相手で、出番は少ないし、セリフはほんの数行。それでも、なんともいえないいい存在感。最近、注目されている理由がわかりました。

 広島のへは、何年か前、ちょうど原爆記念日にそれと気づかず、行きました。暑い日で、式典が終了したお昼過ぎに平和記念公園に着き、式典出席者のために用意されていた給水所で、お水をもらい、喉を潤しながら、原爆投下の際、たくさんの人が「水」を求めて亡くなったことを思いました。資料館では、いろいろな展示物や体験者の語りなどありましたが、一番印象に残っているのは、主を失った三輪車。
 あのとき、心の底から、日本人として絶対、原爆のことを忘れてはいけない、語るべき何かをしっかり持つべきだと思いました。
 その後、ワシントンDCのスミソニアン航空博物館ではその原爆を投下したB29戦闘機「エレノア・ゲイ号」を見ました。戦争終結を早めた「英雄的な戦闘機」として見ている多くのアメリカの子供や大人に混じって、感じた怒り。
 ベルリン郊外のポツダムの宮殿で、当時のアメリカ大統領がアリゾナでの原爆実験の成功を聞き、その投下の許可書にサインをしたといわる部屋で感じた空気の重さ。
そんなことを次々に思い出しました。

 だんだん原爆を直に知っている人が少なくなっています。もちろん、映画と現実はかけ離れたものかもしれませんが、それでもそれをなんとか、伝えていこうとする姿勢が大切だと思います。たとえ、8月、一年に一度でも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

本能とは言え完璧な母親

 6月末に、我が家の猫、ロシアンブルーのノワールが子猫5匹を産みました。予期せぬ妊娠です。父親は、同じく飼い猫のチンチラのアレックスです。もちろん、思わぬ妊娠・出産でした。父親のアレックスは7月にようやく1歳で、まだチビだから、だいじょうぶと油断しており、実は6月中旬に去勢手術をしたのですが、結局 It's too late.だったわけです。
 ノワールが急に5月末から太り始め、餌も他の猫の分も卑しく食べてしまうので、おかしいとは思っていました。もしかして。。。と思い始めたのは、アレックスの去勢手術後のこと。そして、気づいてから、ほんの3日ほど後に出産。

 ノワールは、とてもいい母親でした。飼い主が朝起きてみたら、なんだかキーキーと鳴き声がして、あわててゲージを覗いてみると、もうすでに何の手も煩わせず、一人で出産していました。後産の処理をし、子猫をきれいになめ、お乳をやり、排尿を促し。。。「案ずるより産むが安し」といいますが、全くそれを地でいきました。誰に教えられたわけではないのに、完璧に。

 そして、早2ヶ月、子猫のうち3匹は里親さんに引き取られていきました。

 親離れ、子離れです。立派なものです。もう、こうして5匹がお乳に群がることはないと思うと、飼い主のほうが涙腺をゆるませています。出産から、2ヶ月、短い期間でしたが、その間ノワールは、真剣に子供の世話をし、濃密な親子の時間を過ごしていました。飼い主のほうがいろいろと考えさせられ、感動させられました、

kittens.jpg

| | コメント (0) | トラックバック (0)

久しぶりの東京宝塚観劇

 もう何年jかぶりで、宝塚月組公演『飛鳥夕映え』『タカラヅカ絢爛Ⅱ』を見てきました。宝塚劇場は2年前に新しくなって初めてです。

 亡き母が関西西宮市の出身で、娘時代は宝塚に通い詰めていたことから、私もたまに母の里帰りで関西の祖父母の所へ行くたびに、宝塚劇場へ連れていってもらいました。それこそ、寿美花代(高島兄弟の母です。。。)や、真帆しぶきとか、那智わたるとか。。。を見ました。
 社会人になってからは、鳳蘭のファンになって、雪組の東京公演は毎回行きました。鳳さんが退団してからは、しばらくまたブランクがあり、また雪組の麻実れいが活躍しているころ、熱心に通いました。(遙くららとのコンビはそれは見栄えで)ターコさん(麻実れいの愛称)はダンスが素敵でした。
そして、ターコさんの退団以来は、一年に1度足を運ぶ程度、それがだんだん間遠になってしまい、最近はとんとご無沙汰でした。

 新しい劇場の印象は、大きく広くなった分、舞台との距離が遠くなってしまったようです。旧劇場はホールを入り、2階へ行く螺旋階段もロココ風で、(中2階にはVIP専用のお部屋がありましたねぇ)ここを上がっていくことで、だんだん現実から非現実の夢の宝塚の世界へ登っていく気がしたものですが。。。
新劇場は、広々としてはいるのですが、ただの新しい劇場。。。2階席が実際は4階になってしまい、エスカレータだし、階段もそこいらのビルの階段そのもの。。。ちょっと旧劇場にノスタルジーでした。

 さて、それで、公演そのものですが、王朝ロマン『飛鳥夕映え』は蘇我入鹿を主人公にしたもので、歴史上の人物と出来事が、フィクションとないまぜで1時間半の舞台に出来上がっています。これは歴史を理解して見ないと、ちょっと展開や人物の結びつきが理解できないのではと思いました。ただ、贔屓のスターさんを見るだけなら関係ないでしょうが。
 飛鳥時代については、興味があり、それこそ30年前から何度もあの明日香の地を歩きました。飛鳥寺や甘樫の丘、板覆の宮跡、石舞台古墳、山辺の道・・・など、舞台を見ていて、そんな所をいろいろ思い出し、また歩いてみたくなりました。
 後半のレビューはカリビアンナイトと副題がついているとおり、マンボやルンバ、サルサなどの軽快なテンポの舞台でした。わたしは、小さいときから、キラキラ、ふわふわのショーが好きです。それは、時がたっても同じで、やはり、今回もこちらのほうが楽しめました。
 それにしても助っ人出演の雪組の貴城けい、そして花組の瀬奈じゅん、いいですね。歌もダンスも。
これを機会にまた宝塚に足を運ぼうと思ってます。次の宝塚観劇予定は11月、花組です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ハリーポッター届きました

 今日は、久方ぶりに湿度もなく、いいお天気。たまっていた洗濯物もようやく出来ました。ついでに、布団も干しています。午後2時前には取り込みますが、きっと、今夜は日向の匂いの中で眠れるでしょう。ここずっと、曇っていたり、台風の影響で強い風が吹いていたりで、洗濯も布団干しも、したくてもできなかったことなので、気持ちいいです!

 さて、アマゾンを通じて『ハリーポッター 第5巻 不死鳥の騎士団』を予約してありました。11時に届きました。
(しかし、便利な世の中になったもんです。そして、町の本屋さんがどんどんなくなってしまうわけですね。。。)
 ニュースで見ると、朝早くから本屋で並んで購入している人もたくさんいたようです。これが王道なのかも。
それにしても、日本中で、今この時、この分厚い本を一生懸命読んでいる人が大勢いると思うと不思議な感じです。 実は、原書でチョコチョコ飛ばし読みをしてしまっており、あらすじは分かってしまっています。でも、松岡さんの訳できちんと読む楽しみはまったく別もの。。。さあ、読むぞ!

| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2004年8月 | トップページ | 2004年10月 »