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おひとり様も慣れてみれば

今夜11時15分からNHKテレビ『ものしり一夜づけ』で、ひとり旅にひとりバー、いま”おひとり”が旬/孤独の科学という番組があります。

 わたしも昨年、母が亡くなってから、必然的にこの「おひとり様」となりました。一人になって一番増えたのが、外食。一人分の食事をバラエティ良く作るのは、不経済なものだと実感してます。ですから、仕事帰りに、デパートの食堂街のレストランを利用する機会が増えました。(最近は、おしゃれな店が入ってますしね)
それで、分かったことは、結構、ウィークデーは同じような女性の「おひとり様」が多いということ。(週末は家族連れが多いので、避けます)

 「一人で旅をする」ことは昔から慣れているのです。(外国系エアラインの客室乗務員として仕事をしていたころは、海外でのステイでは一人で行動せざるをえなかったので)
 ただ、仕事外では、ひとり旅は国内旅行の経験だけ。海外旅行はやはり長くなりますから、さすがまだトライできていません。犬猫と同居中ですから、それもネックかな。

 バーは、一人で入った経験はありません。なんだか、もの欲しげに見えそうで、それが嫌で。でも、それも違うのかもしれませんね。

 いま、男女を問わず、一人でいることを選ぶ人が多くなっているし、また、死別や生別で一人で暮らす人も多いわけで、しかも、「ひとり」って、そりゃ淋しいこともあるのですが、それ以上に「自分のことだけ」ですから、気楽だし、結構自由になるお金もあるし。。。今の時代、こうした私たちのような気楽な「おひとり様」を上手にビジネスに取り込んでいけば、いい市場になると思いますよ。

 さて、NHKの切り口はどういうふうになるのか、見てみましょう。

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フレンチできのこを楽しむ

女ばかり4人で久しぶりに会うことになり、何かおいしいものを食べたいと思い、ネットでグルメお勧めのお店を検索、選んだのが、恵比寿にあるレストラン『MUSHROOM』。ここは、フレンチレストランですが、名前のとおり、材料にいろいろなキノコを使うことで有名です。いかにも「秋」らしいと思い選んだわけです。

恵比寿駅から歩いて7分ほどのビルの中2階にありました。入り口の飾り棚には、レストランの名前にちなんで、お店のご主人が世界各地から集められたという硝子や陶器、木製のキノコが並べられていました。(ご主人のコレクションのうちのほんの一部のようです)

ランチの3500円コース(前菜、魚料理、肉料理、デザート)をいただきましたが、どれもおいしかったです。
なによりも添えられていたり、またはソースとして出てくるさまざまなキノコ類(名前がとても覚えられない、つまり一度も聞いたことのないようなキノコ)が、本当に楽しめました。
アペリティフは、キール。ワインは、シャブリ。女4人がおいしいものを食べながら、おしゃべりを楽しみ、あっという間の3時間でした。
また、ぜひ行きたいお店です。

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十月の歌舞伎

昼の部を見てきました。
『寿猩々』
 能の演目を歌舞伎に仕立てた舞踊劇。酒売りの歌昇の白と茶色の衣装が、梅玉の猩々の豪華な緋色の衣装と、とてもいいコントラストでした。古典の舞台を見る楽しみの一つに、こうした配色の妙を見るというのがあります。現代のカラーコーディネイトに持ってきても、斬新だと思うものがたくさんあります。歌昇って、昔NHKの大河ドラマに出ていましたよね。どの大河だったか。。。誰か戦国時代の武将の少年時代を演じていたと記憶しているのですが。。。すっきりしていてよかったです。

『熊谷陣屋』
 こちらは、人形浄瑠璃の演目を歌舞伎に取り入れた演目。子を思う親の心、主君への忠義、恩義に報いる、まさに義太夫で聞かせる場面がたくさんあります。熊谷直実の幸四郎は、人があっていてよかったです。これはまだ十六歳の平敦盛を直実が一ノ谷で討ち取った故実をテーマにしていて、あのとき、実は敦盛を助けていて、その身代わりに、自分の息子の首を出していたというストーリーです。
 敦盛の母の藤の方(時蔵)が息子が死んだものと嘆き悲しみ、供養に息子の残した「青葉の笛」を吹くという場面が出てきます。この青葉の笛で、思い出したのが、昨年亡くなった母が、女学生のころ、学芸会でこの敦盛役をやり、舞台で使う笛の袋を祖母に作ってもらったという話をよくしていたことです。母は、台所仕事をしながら昔の唱歌の「青葉の笛」も歌っていました。つい、そのことを思い出し、舞台の母が子を思う思いとあいまって、涙がこぼれてしまいました。
 首桶から出てきたのが、自分の息子と知った直実の妻、相模がその息子の首をかき抱いての嘆きも、心にしみました。
 この陣屋幕の紋(鳥が二羽向き合っている模様)については、トラックバックさせていただいた「Oh!江戸落書き帳」のふくさんが書いておられます。このような紋があるのは、初めて知りました。

『都鳥廓白浪』
仁左衛門の舞台を見るのは、昨年6月の菅相丞以来、久しぶりです。やはり素敵です。出が駕籠のすだれが跳ね上げられて、中に座っているのが。。。というものなのですが、ゾクッとしてしまうほど。声もいいし、姿もいいし、言うことなしです。昨年の菅相丞のときは、ほとんど動きがなく、ほんとに「神懸かり」的で、神々しく見たのですが、今回の出し物では、いなせな江戸っ子。どちらもいいですぅ。
菊五郎が花魁、実は男で盗賊の親分と、女形、立役、くるくる声と立ち居で替える場面があり、面白かったです。仁左衛門の最後の盗賊の三下役にもビックリ。

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文楽の地方公演

久しぶりの文楽を地方公演で楽しみました。神奈川県相模原市橋本の駅前にある「杜のホールはしもと」という所での公演、昼の部です。
 地方公演ということなのでしょう、演目の前に、初めて文楽を見る人のため「文楽教室」のように、解説がありました。まず、義太夫について、豊竹咲甫太夫(とよたけさきほだゆう)が、声の出し方について話したのですが、やはり、よく通る「いい声」で感心しました。太棹三味線については、鶴澤清馗(つるさわせいき)が男、女の出の音の違いなどを弾き比べて聞かせてくれました。最後は、人形について、吉田清三郎が、その頭の遣い方、衣装の着せ方、そして、右手遣いや足遣いとの呼吸の合わせ方を実演して説明してくれて、楽しかったです。

 演目は、まず『艶容女舞衣(はですがたおんなまいぎぬ)』から「酒屋の段」。
親子、夫婦、舅・姑と嫁との人情ものです。元禄8年に実際に大阪であった酒屋の主人の半七と女舞の舞い手の三勝の心中事件を題材にしたものだそうです。
 切の太夫は、豊竹嶋太夫(しまたゆう)でしたが、サワリの『去年の秋の患いに、いっそ死んでしもうたら、こうした嘆きはあるまいに・・・』というところなど、気持ちが入っていて、今回、初めて義太夫っていいなぁと思いました。
この嘆きの場面のお園の人形は、吉田文雀(ぶんじゃく)が遣ってました。文雀は重要無形文化財保持者です。
本当に、人形が泣いているようでした。

 もう一つの演目は『義経千本桜』から「道行初音旅」でした。歌舞伎では何度か見たことがあったので、筋はわかっています。華やかで人形はもちろん静御前と狐忠信の二つだけですが、動きがあって大きく感じました。
最初に狐の人形を吉田玉女が遣ったのですが、そのときの人形遣いの衣装が、赤い狐火の文様のついた白い裃でした。そして、桜の大木の陰に隠れて、次に忠信の人形を持って現れると、もう通常の裃。文楽の人形遣いも衣装を変化させるのを初めて見ました。
 この演目では、静御前を語った義太夫の豊竹呂勢太夫(とせたゆう)がよかったです。声に張りがあり、力強く、この豪華な演目にぴったり合っていると思います。
それにしても、人形の踊り、すごいですよ。本当に、人が舞っているかのように、魂が入っているかのようで。。。
次に歌舞伎で、見るのが楽しみになりました。

もちろん、三宅坂の国立劇場の小ホールもいいですが、この「杜のホールはしもと」のような、こぢんまりと、ちょうどいい大きさでの公演もいいものだと思いました。
来年もこの地方公演で、野崎村や勧進帳、鷺娘、冥土の飛脚などを予定しているとのこと。ぜひまたチケット取って見たいと思っています。幕合い、ロビーに吉田文吾さんが出てきていました。

明日は仕事。でもあさっては、今度は歌舞伎を見に行きます。 

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遣唐使と長安

中国の西安市(昔の長安)で、遣唐使として中国へ渡り、玄宗皇帝に仕え、現地で亡くなった人の墓誌が発見されたと、大きく報道されました。

  『姓は井、字は真成、国は日本と号す。。。』
と墓誌の最初に書かれているそうですが、日本で五位以上の人の名前しか書かれていないので、今では、この『井真成』にあてられる人は分からないそうです。734年、亡くなった年齢が36歳ということから、どうやら、717年に阿倍仲麻呂や吉備真備達と共に19歳のときに遣唐使として渡った人のようです。

  『体はこの地に埋葬されたが、魂は故郷に帰るにちがいない』
とこの墓誌の最後にあります。この真成という人が亡くなったのが、1月。その年の秋には、遣唐使が日本に帰りついていることから、もしかしたら、この人はこのとき一緒に帰ることになっていたのかもしれません。それを知っていたからこそ、墓誌の最後にこのように記されたのでしょう。

阿倍仲麻呂は、このとき、帰らず、「次に・・・」として、結局、その後は日本に戻れず、長安で亡くなっています。

   天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも

故郷を偲んで長安で詠んだというこの歌が有名です。何年か前に、母と一緒に西安に旅行したときに、この仲麻呂の歌の碑をどうしても見たくて、ホテルのフロントで聞き、タクシーをチャーターして見にいきました。公園の片隅にひっそりと大きな石の碑が建っていました。片面に日本語で、もう片面に中国語でこの歌が書かれていました。母は、詩吟を趣味にしていましたので、この碑の前で供養にと、この歌を歌っておりました。

今でも西安市は遠いです。北京から、飛行機で小一時間。ここ最近、ようやく日本に直行便が飛んできているようですが。。。1200年も前、まず京から九州まで行き、そして風待ちをして、日本海を渡り、また陸路、長安まで。。。やはり、生きて帰れる可能性は少なかったでしょう。確か、遣唐使に選ばれても仮病を使ってなんとか行くのを避けようとした人がいたのではなかったかしら。

 きっと、仲麻呂も玄宗皇帝から重く用いられた人であり、年齢も同じくらいらしいので、二人はきっとよく知った仲だったでしょう。望郷の念もきっと同じだったでしょう。
 母が生きていたら、きっと、この記事を見て、またあの歌でこの真成という人の供養をしたと思います。

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オークション初出品

 Yahooのオークションでは、いままで何度かペット用品などを落札したことがあったのですが、今回初めて出品したのです。

出したものは、お茶の道具で、『茶箱』です。このお茶箱は、十数年前に購入し、何度か友人達との個人的なお茶会で使用しただけで、大切にしていたものなのですが、昨年に、別なお茶箱を購入したので、オークションに出すことにしたのです。そのまま棚でほこりにまみれさせるより、どなたかにまた使ってほしいと思いました。

 写真も、デジカメで工夫して撮りました。茶箱や中の香合や茶入れ、茶筅入れの蒔絵の色や模様がきれいに見えるように、また振り出し、茶碗や茶巾入れの陶器も色や文様がよくわかっていただけるように、背景を画用紙で白くして、その上で撮影しました。
 値段を1万円からスタートで、4日の期間で出しました。最初の3日間は、まったく入札がなかったので、ガッカリしていたところ、最終日になって、ポツポツと入札され、最後の1時間であれよあれよという間に値段が上がり、考えていたより高い値段で、無事、落札していただけました。
 昨日、落札してくださった方へ、茶箱を発送しました。また、いいお茶をたくさん点ててもらえるといいのですが。

なんだか、オークションの楽しさがわかったような。。。時間切れ寸前のドキドキは、癖になりそうです。
でも、そんなにオークションに出せそうなものはないからなぁ。

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書の展覧会へ

友人に誘われて、銀座の鳩居堂ギャラリーで開かれていた『小澤蘭雪書道展』を見てきました。友人の書の先生です。万葉仮名の文字を、筆の微妙な揺れ、墨の濃淡、線と線との絡み合い、そして料紙の印象と融合させて、さらに文字のイメージを広げています。同じ文字を、同じ道具で書いてもけして2度と同じには書けない、書のおもしろさであり、はかなさでもあります。

「やはり書っていいなぁ・・・」と。でも、今の犬猫との同居の生活では、それは夢のまた夢。(こうしてパソコンに向かっているときだって、キーボードの上を猫が歩くし、画面の前を邪魔するんですから。 とても硯に墨をすり、紙を広げて、書くのは無理、無理。せめて、機会をみつけて、いい書をたくさん見ることで我慢しましょう。

その後は、コーヒーとケーキでおしゃべり。この友人とは、スイス航空の客室乗務員訓練で、チューリッヒのホテルで同室になって以来、もう30年のおつきあい。羽田から訓練に飛び立ったのも、昨日とはいいませんが、ほんの数年前のことのように思えます。いいおつきあいをこれからも重ねていきたい人です。

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小さな幸せ

東京地方は、昨日に引き続いて、さわやかな天候です。湿度も低いので、きょうは絶好の洗濯日和、布団干し日和、そして掃除日和でした。

犬猫たちも、午後のお休みタイムに入ったようで、静かです。でもソファを占領されて、人間様の座るところがありません。

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読みかけの『ダ・ヴィンチ・コード (上)』を読み上げてしまいます。この本は今日本でもベストセラー入りしていますが、欧米でも評判で、少し前の朝日新聞に、この本で重要な舞台となっているルーヴル美術館を始め、サン・シュルピス教会など、『ダ・ヴィンチ・コードの世界を巡るツアー』というのが大人気と出ていました。
 本を読んでいると、フィクションとは思えず、ぜひ自分の目で「ローズライン」等、実物を見たくなります。推理小説好きの方、そしてキリスト教、中世ヨーロッパ騎士団、レオナルド・ダ・ヴィンチに興味を持っている方、お勧めの本です。やめられない、とまらない本ですよ。

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