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着物パーティーへ

23日に、着付け教室主催の着物パーティへ行ってきました。場所はみなとみらい駅上のホテル。通っている教室は、全国規模の大手ではなく、横浜から渋谷まで東横線や田園都市線沿線に教室を持つ中規模のところです。ふだんのお稽古は、数人の生徒と先生ですので、全教室から約200人も、着物で集まると壮観。

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着た着物と帯は、お茶を習っていた当時に、誂えたもの。帯は金地で正倉院柄の立派なものですが、まあ重いし、堅いこと。当時は、自分で結ぶことなど考えてもいなかったので、こんな堅い帯を選んだのです。それでも、ここ数回の特訓の成果で、ようやく、なんとか見られるほどには結べるようになりました。

振り袖用の変わり結びが50種近く舞台で発表されていました。まあ、うらやましい。時間が戻せるなら、20代に戻って、振り袖であのように派手な結びにしてみたい!振り袖は、いつかまた着るかもしれないと思ったまま、いまだに箪笥にしまわれており。。。でも、宇野千代さんや黒柳徹子さんなら、着られるでしょうが、やはり、いくらずうずうしくても、ねぇ。

食事券や帯などがあたる抽選があったのですが、例のごとく、まったく縁もなく。うん、これで、年末ジャンボの購入を迷ってましたが。。。。ヤメマシタ。

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東京宝塚月組公演

お芝居に歌、ダンス、群舞、まさに、年末らしい軽~い明るさ。うん、いかにも宝塚だわ!お芝居が『JAZZYな妖精たち』、レビューが『REVUE OF DREAMS』。
新トップの瀬奈じゅんは、少し高めだけど、歌はいいし、なんといっても顔が小さい。。。本当に8頭身。前回の『エリザベート』で、女役をやるという発表でびっくりし、実際の舞台での姿の美しさと声(女声)の素晴らしさに2度びっくりさせられました。そのセナさん、今回はバリバリの男役。やはり、典型的な男役です。相手役の彩乃かなみは、ちょっとセリフが「可愛い声」を作りすぎに感じました。もう少し「知的な」話し方でもこの人の姿に合っていると思うのですがね。

今回は、なんと言っても、お気に入りの霧矢大夢がナンバー2の位置についての初の東京公演。それを見るのが、楽しみで。。。お芝居のほうは、まあ、いつも思うのですが、主役コンビ以外はしどころがないのですよね。しかたありません。
期待していたのは、レビューのほう。ダンスも歌もパワフルで、よかったぁ。この人はダンスも歌も本当にいいですよ。日舞は見る機会がまだないのですが、この夏、大阪で外部出演し、片岡愛乃助の歌舞伎界の人たちと歌舞伎の於国役で、大変評判をとったようですから、こちらもきっと筋がいいのでしょう。
今回のレビューでは、第2章の「AMERICAN DREAM」の5場、6場はまさに主役。。。多くの白い衣装の男役と一緒にタップダンス、そのあとのショーステージの場面ではダービーハットとステッキを持って、ジャズに乗って、歌とダンス。「おお、これが宝塚!」って感じでした。歌も声がよく伸びています。
大晦日、元日とまた外部出演で、劇団四季の人やオペラ界の人達と出演するガラコンサートがあるのですが、きっと見劣りしないだけの、歌唱力を発揮するでしょう。

月組公演は、切符を4回分手に入れました。楽しみです。

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ここは温かいもん

きょうは、朝から風もなくおだやかな日で、もったいないので、しっかり布団干しをしました。
でも3時すぎると、もう日も西に傾き、なんだか肌寒くなってきました。我が家の犬猫たちは、午後のお昼寝タイム。猫達はちゃんとどこが温かいか知ってます。ソファの上の犬のフローラの側にちゃっかり集まってます。

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えーと、ミケ、チビタ、ノワール、グリコと4匹の猫が丸まってますし、ソファの背にクロコがいて。。。
ぬくぬくと温っかで、気持ちいいもんね!

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宮様のお着物

朝から、紀宮様と黒田さんとの結婚式の模様がテレビ局、各局で中継されていました。まず、一日本国民として、「おめでとうございます」と申し上げます。

式服は、白のシンプルな絹のドレス(お長服というのでしたか)でした。画面で見ても絹が重々しい立派なものでした。なんの飾りもなく、首の真珠だけで、落ち着いたそれでいて品のあるドレスだと思いました。デザインは、植田イツ子さんでしょうね。

午後からの披露宴(お茶会といわれてましたっけ)では、お着物。皇后陛下のお着物の仕立て直しと聞き、驚きました。(どこかのTV番組で、ずっと以前にマレーシア国王をご接待なさったときに召された着物だと調べて言ってましたが)
御所解きの貝桶模様の訪問着。TVではライトの色のせいか、地色が白っぽく見えましたが、ほんとはほんのり紅色とか。。。。とても上品な着物。
貝桶は貝合わせを入れるもので、昔は高貴な方の嫁入り道具の一つで、徳川美術館にも立派のものがありました。「貝合わせ」の蛤は、みとふたは必ず対で、他の蛤と合わさることはないことを利用して、絵合わせや絵と歌を合わせる優雅な遊びです。そんな合わせるものは一つということから、結婚には、まさにふさわしい模様のお着物。
帯も皇后陛下が平成のはじめの園遊会でお召しになったものと、これは先ほどのNHKのニュースで言ってました。ふくら雀で結ばれていました。
 皇后陛下のお召しになっていたお着物も素敵でした。色は黄金色に見えましたが、模様は小笹とかって聞きましたが、同じくシンプルでそれでいて格を感じさせる着物です。

お母様のお着物をお嬢さんが結婚の披露宴で着るなんて、素敵ですね。ご両親のような幸せな家庭を築きますという決心の表れであり、また、周りもお幸せなご夫妻であると認めていらっしゃらなければ、お母様のお着物を仕立て直して着るなんてできません。一組の親としてもうれしいことでしょう。

それにしても、やはりよい着物や帯は少なくとも二代は着られるのだと、改めて思いました。大切にしたいです。

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猫はソファで丸くなる

日中は暖かだったので、日だまりの床の上やイスの上などそれぞれの場所で寝ていた猫達。日も暮れてちょっと肌寒くなってきたと思ったら、みんなソファの上に集まって「おしくらまんじゅう」状態。おーい、飼い主様の座る場所がないけど。。。
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東京宝塚宙組

今回、電話予約の際、プッシュボタンの操作を誤って、3枚もB席を申し込んでしまい、しかもこういうときに限って席がとれてしまったものですから、周りの人で宝塚に興味などなさそうな人に「話の種だから!」と言ってさそい、一緒に観劇。

しかし、初めての宝塚で、今回の演目はちょっと。。。まあ、内容が重い、暗い。
中世のキリスト教徒のロマ人(ジプシー)に対する差別、恋、復習がからんだストーリーです。いつものしばいと歌とダンスとちょっぴりのドタバタの舞台ではなく、ほとんどセリフがなく歌で進み、どちらかというとオペラの世界。
和央も花総も、専科の初風緑も声がしっかりしているし、重唱も安定して聞けるので、音楽的には文句ないのですが、いかんせんストーリーがねぇ。みんな殺され、ヒロインは服毒自殺、主人公などは火刑ですからねぇ。
終わったときには、もう胸が苦しくて。
わたしが宝塚を見にいくのは、別に現実の世界の宗教差別や権力闘争などという人の世の理不尽さを考えさせられるためにいくのではなく、そういう世の中をほんの数時間でも離れて、もっと気楽にキラキラ夢の世界で遊びたいわけで。
あとのショーはいつもの宝塚の世界でしたけど。先の演目がズーンときていたので、いつもの楽しい余韻がそがれてしまいました。
それでも、タップダンスの場面。宝塚で久しぶりにタップを見たような気がします。以前はショーではよくタップダンスがありましたよね。わたしは、アステアのタップなど好きなもので。。。男役総出演の燕尾にステッキでのタップ、わくわくして見ました。それから、和央さんと花総さんの二人のダンス。花総さんの白に裾に藤色がぼかしてあるドレス、踊るたびにフレアがとてもきれいでした。二人のダンスが終わったとき観客の大きな拍手。銀橋のところで、それに応えてお辞儀をしたとき、本当にアンコール。。。を言いたいほどでした。
やはり、わたしは、ショーが好きなのです。

きょう、初めて宝塚を見た人も、残念ながら、きっと再び宝塚を見たいとは思わないでしょう。

開演が1時30分とゆっくりだったので、ランチを3人で、日比谷公園内の「松本楼」1階のグリルでカレーを食べました。
ずっと東京に暮らし、40年代には、日比谷で勤務しており日比谷公園にも出入りしていたのに、初めてです。なかなかわざわざ「カレー」を食べに行くことはなかったです。野菜の特製カレーをいただいたのですが、名物だけに、とてもおいしかった。

来週には、月組の公演に行きます。最近この組の霧矢大夢(きりや ひろむ)に注目で。ダンスの切れもいいし、声がいいし、芝居のセンスもいいと思ってます。月組の公演は今回、なんと4回も行くことになりそう。切符がとれないと思って、あちこちで予約をしておいたら。。。全部、取れた。

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八王子はグルメのメッカか

あるところからの招待で、八王子まで行ってきました。

昼は、「とうふ屋うかい大和田店」で、とうふ料理。名物の豆水とうふもおいしかったですが、最初に出された「うかい田楽」がめずらしかった。まあ言えば揚げたての油あげですが、ネギと一緒に温かいのを食べるのですが、これがおいしい。最後に出た、冷たい白玉ぜんざいも美味。それにしても、平日の昼だというのに、部屋という部屋、席という席が全部うまっていたのには、ビックリです。

そして、同じ八王子にある「鶯啼庵(おうていあん)」という料亭へ移動。ここがある着物作家の展示会の会場。9月に作ったその先生の作品の着物と帯を着て行ったのですが、喜んでくださって、お花までいただきました。案外、自分が作った帯や着物を実際に着てみせてくれる人はいないんだそうです。たまたま、先生が今日お召しの袖無しの羽織が、作った着物と同じでした!
 その先生の今日のパフォーマンスは、煎茶道。ウーロン茶なのですが、まるで、アッサムティーのウバのような香りと味のお茶と、丹波のおいしい蒸しケーキをいただきながら、チェロの演奏は町田さん。そして、モナコで披露したという、プラチナと金の帯を見せていただきました。うーん、目も舌も鼻も耳も至福の時。。。。

今日は、着物を見せにいくだけのつもりだったのですが、結局会場で、素敵な帯や着物を見ると、誘惑には勝てず。。。次は京都に見せに来てくださいと、先生にうまくおだてられてしまいました。やはり、呉服屋さんの張る蜘蛛の糸から心弱いわたしは逃げることはできず、もう、本当にこのままでは、早晩、霞を食べて生きていかねばなりません。

そして、夜は、その鶯啼庵で懐石料理。なんでもここも、懐石料理の店として有名で予約を取るのもなかなか難しいとか。大きな道路からすぐのところなのに、静かで、お庭も山の斜面を利用して滝や池が作ってあって、素晴らしい料亭です。お料理ももちろん。写真は今日のコース「紅葉の宴」のうち、向こう付け(まぐろ、カンパチ)と焼き物(目鯛西京焼きと白芋茎胡麻和え)。器もきれいで目も十分楽しみました。

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だし巻き卵

きょうは、以前のお茶関係のお知り合いと久しぶりにおしゃべりを楽しむために、着物でお出かけ。大伯母から譲られた大島紬。最近、洗い張りに出し、丈や裄も私のサイズに直し、胴裏も新しく、見違えるようになって戻ってきたものです。帯は、紅型。着物も帯もとても軽いので、この秋3度目の出番です。

昼食は、赤坂にある京風の食事処「やげんぼり」へ。「白川」のコース(1700円)を注文。出てきた「だし巻き卵」の大きさにびっくりしたものの、一口食べると、もうおいしくて、あっという間に全て胃袋へ。。。写真を撮っておけばよかったと思ったときには、もうお皿は空の状態で。
このお店は、京都を中心にこうしたお店を展開している「やげんぼりグループ」というところが経営しているお店のようです。場所は、横町の奥でわかりづらいにもかかわらず、ちょうど、昼時で、サラリーマンやOLが次々と入って来ているのを見ると、知る人ぞ知るお店なのでしょう。

検索してみたら、「マン☆ごる B-mode」で写真付きで紹介なさっているのを見つけましたので、リンクさせていただきました。

 ご飯がおひつで出てくるので、最後は番茶で、出されてお新香と昆布、そしてここの名物らしい「ちりめんじゃこ」で「ぶぶづけ」にして締めるのでしょうが、もう、卵とサワラの焼き物、赤だしで、ご飯を何杯かお代わりしてしまったので、くやしいけどパス。次回は必ず「ぶぶづけ」を食べようと決心(大げさか)

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顔見世大歌舞伎

本日の昼の部。面白かったぁ!

『息子』 小山内薫がイギリスの劇を翻案した一幕もの、火の番小屋の老爺(歌六)のもとへ9年ぶりに上方から戻ってきたグレた息子(染五郎)、そして捕り手の信二郎の3人だけの舞台。
短い出し物でも、ホロリとさせられ、印象に残る作品でした。歌六はうまいし、染五郎もよかった。

『熊谷陣屋』 直実を仁左衛門が、相模を雀右衛門が演じます。仁左衛門はこのような役をやると品があり、本当に素敵です。
高札を使ったり、扇のかなめからとか、美しい見得があり、もう拍手、拍手。。。まさに写楽の浮世絵の中の役者を実際に見ているような気がしました。熊谷の紋が「鳩八」という面白いものでした。

ああ、愛之介が堤軍次でした。出のとき、ずっと若いときの孝夫様にそっくりでビックリ。。。
年がバレますが、孝夫さまを初めて見たのは、NHKの舞台中継で、勘九郎(現勘三郎)たちと「こども歌舞伎」で演じていた『白波五人男』。そのあと、同じNHKの大河ドラマ『太閤記』(緒方拳)で、高橋幸司演じる織田信長の小姓、森蘭丸役をやられて。。。玉孝コンビ時代の『天守物語』も素敵でした。
でも、今の仁左衛門のほうが、深みが出てきてもっといいですがね。
最後の引っ込みのときなど、本当に人の世の無情が感じられて涙が出そうでした。

舞踊「雨の五郎」と「うかれ坊主」 吉右衛門の出は昼の部ではこの舞踊のみ。物足りませんがしかたない。
富十郎の踊りのときは、申し訳ない。。。居眠りタイム。

『人情噺文七元結』 もう笑いました!幸四郎と、鐵之助の夫婦喧嘩のテンポ。女房の着物を着ていくところ、幸四郎の足のシビレの様子、もうゲラゲラ声を出して笑いましたよ。最後はハッピーエンドですし。年末の出し物にぴったりです。

今日は午後から雨との予報で、洋服で行きました。人の着ている着物がやはり気になります。後ろのおはしょりが帯の下から見えていたりすると、やはりちょっと。。。自分が今、お太鼓の大きさや位置に苦労しているので、特に気になりますねぇ。

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上野は芸術の秋まっさかり

秋晴れの今日、上野で芸術の秋を楽しんで来ました。
まず、「プーシキン展」へ。

モネの「白い睡蓮」は、パリでもシカゴやボストン、ロンドンそして東京の西洋美術館でも、たくさん見ましたが、睡蓮という花のせいか、日本的な太鼓橋のせいか、全体の色調か、よくわかりませんが、いつ、どこで見ても心にぴったり添う感じです。

印象派の後期のシスレーやピサロの絵などは、まるで筆のタッチがもう切り絵の世界。絵を見ているうちに、山下清が見たら、なんと言うだろうと考えてしまいました。

ドガの「写真スタジオでポーズする踊り子」も構図がほんとにいいと思いました。右側の衝立があるだけで、踊り子の白いチュチュが引き立つし、踊り子がスタジオで見られていることを意識してポーズしているところを書いたのではなく、それをさらに衝立の陰からスケッチしているという2重構造で、踊り子がより自然に見えました。

マチスの「金魚」は、新聞の広告や電車の中吊りで目にしていましたが、実物は、まず大きいので、びっっくり。そしてその色彩の美しさ。広告などで小さな絵を見ているときは、まるで小学生の絵。。。のようなと思っていましたが、やはり、実物の迫力はまったく違いました。つい、出口で少し大きめな広告ポスターを配布していたのを2枚ももらってきてしまいました。

ポール・セザール エルー(この人の作品は初めてみました)「毛皮の帽子を被った女」。とてもきれいな女性のポートレイトなのです。目が灰色で、帽子と襟もとの毛皮が、まるで本物のやわらかい毛足の長い毛皮のようで、ついさわりたくなるような。。。ドライポイントというのは、どういう描き方なのでしょう。

もうこれ以降ピカソ、キュービズムになると私はお手上げ。ササーっと通り過ぎてきました。

一つ面白い絵がありました。ルソーの「セーブル橋の眺め」というタイトルで、川にかかった橋と、その上の空に、熱気球と飛行船とそして複葉の飛行機が描かれている絵です。書かれたのが、1908年だそうで、1903年にアメリカでライト兄弟がこのような複葉機で人類初の動力飛行を成功させて、この年あたりに、たぶんドーバー海峡を飛行機で横断したんじゃないかな。象徴的な絵で面白く見ました。

ところで、この都美術館というのは、初めて行きましたが、天井も低くて、部屋と部屋をつなぐ狭い廊下を通ったり、階段の上り下りがあったりで、ちょっと閉塞感がありました。
上野公園の木々も色づいて、新鮮な空気をすってちょっとほっとしました。

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そのあとは、国立博物館へ。ちょうどお腹がすいたので、まず東洋館に入っている神田精養軒で簡単に昼食。それから、表慶館で開催中の「華麗なる伊万里、雅の京焼展」へ。

素晴らしい伊万里や九谷、鍋島など器を見ながら、着物の模様と共通なのだと、つくづく思いました。月に兎、波に兎、牡丹、竜田川の紅葉、秋草、荒磯文様、南蛮船など。。。
ヨーロッパの王侯貴族にとっては、金やダイヤモンドに匹敵する陶磁器です。ウィーンやドレスデンやイスタンブールの美術館で見たおそろしい数の伊万里や鍋島の壺や大皿を思い出しました。

どれもすばらしいものですが、中でも鍋島のデザインの斬新なものに心惹かれました。「色絵輪繋文三足大皿」など、現代の作家でさえ、思いつかないのではないかという、すっきりしたデザイン。
仁清の水仙模様の茶碗が、小さいながらふっくりと、手になじませながらお茶をいただきたいと思いました。

この会場の表慶館は、ずっと以前は、日本の埴輪や土器などを常設展示していたはずですが、その後長く修理のため閉められていました。回り階段は重厚な石造り、また手すりや天井の梁の彫刻など、ヨーロッパの館をイメージさせて。

見終わってから、前庭の仮設テントに出ている鶴屋吉信で、お茶とお菓子をいただきました。お菓子は「山路」。お茶はお裏らしく、泡がふっくらいっぱいたったもので、おいしくいただきました。

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身体と精神の疲れが心地よい一日でした。

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更紗の着物をオークションで

ヤフーのオークションの着物を見ていたら、更紗の訪問着の素敵なものが出品されていて、つい、欲しくなってオークションに参加。。。結局、時間延長、延長を役1時間もやって、参入したときの値段の倍で落札。
ほんとに最近ちょっと着物に財産をつぎ込み過ぎです。もう、しばらくは買わないと思うのだけど、ダメです。

更紗に合わせる帯って、何がいいのでしょうか。。。それを考えるのがまた楽しみで。もう麻薬中毒の一種です。

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五島美術館/やまとうた一千年

上野毛の五島美術館で開催されている【やまとうた一千年/古今集から新古今の名筆をたどる】を見てきました。

今年は『古今和歌集』の成立から1100年、そして『新古今和歌集』の勅撰から800年、その記念の年に、二つの歌集のあいだの六つの勅撰和歌集の、写本や古筆断簡も含めての展示となっています。

五島美術館が所有している高野切や継色紙は、いままでも何度か目にする機会がありましたが、やはり、これだけ集まるともう圧倒されます。どの掛け軸でも一本、床の間に掛ければ、それだけでいくらでも話が出てくるだろうに。。。もうびっしり。国宝や重文がザクザクです。

字が下手な私としては、もうため息ばかり。。。ひらひらとそれはきれいな筆跡で、お歌が書いてあるのですから。

今回、特に長く足をとめたのが国宝の『元永本古今和歌集・下巻』(東京国立博物館蔵)です。さまざまな模様を漉きだした唐紙に歌が書かれているのですが、それぞれの料紙ごとに万葉仮名、草書、連面体など書体を替えて書いてあるのです。書き手は一人だそうです。。。もう、それは素晴らしいものでした。

また、冷泉家時雨亭文庫から出品されていた同じく国宝の定家筆の『嘉禄二年本古今和歌集』や『天福二年本後撰和歌集』もじっくり見てきました。定家の手は筆のかえりに特徴があるようです。

『拾遺し和歌集』を散らし書いた、豆色紙といって5cm四方の本当に可愛らしいものもありました。

こうした優雅な歌の世界を見ていると、とても不思議な気がします。実際のあの時代は、鎌倉と京の朝廷とで、争いがあったり、後鳥羽上皇は隠岐に島流しになっているのですから。。。現実が、あまりにも悲惨なので、逆にこのような美しい世界を作り出すことに精力を注いだのでしょうか。

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