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小町村芝居正月

昨年に引き続き菊五郎劇団のお芝居を楽しんできました。
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館内もお正月らしい飾り付け。
顔見世狂言の約束事だったそうで、「暫」もあり、時代物の中に世話物あり、動物が出ること(げてもの屋)、雪景色、とにかくバラエティに富んでいました。

080203_003 ストーリーは荒唐無稽ですが、とにかくお正月らしくて、楽しみました。
菊之助のきれいなこと。。。團蔵さんの悪そうなこと。。。つい先日NHKドラマ『おシャシャのシャン』でその姿を見たばかりの尾上松也さん。(楽屋できっと藤村俊二の爺が世話をしているんだと見ていました)

今回、なんといっても尾上松緑がよかった。花道近くの席だったので、踊りのときの手の美しさに目が止まりました。指の先まで神経がいっていること感じました。
それから、「声がいい」ことを改めて認識しました。役者にとってはこれも重要なことでしょう。
最後の「暫」の場面。とても大きく見えて立派でした。

小野小町の伝説を下地にした芝居ですが、それにしても、なぜ歌舞伎では、六歌仙のうちの大友黒主は「悪玉」なのでしょう。
加えて思うのは、江戸の人の「教養」の高さ。こういう芝居を見て、歴史のことから(桓武帝、仁明帝)、古今から能(関寺小町とか)、中国の屈原の故事(朝に髪を洗うものは必ず冠をはじく・・・初めて知りました。それに。「ちまき」は、この屈原の入水に由来するなど)から、ホントに広い知識があって、さらに楽しめる演目な訳です。

雑学とは、こうして広がっていくのだとつくづく思いました。それにしても今の18歳の子達は、「忠臣蔵」でさえ知らないのですが。。。あと何十年かすると、もうイヤフォンガイドなどではとうてい解説が間に合わなくなるのではないかとさえ思えます。              

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